チマチョゴリの「ノリゲ」とは？ドラマでよく見るあのアイテムを紹介！

韓国の伝統衣装であるチマチョゴリと、その装飾品であるノリゲ。

歴史ドラマの婚礼シーンなどで、チマチョゴリとノリゲを見たことがある方も多いのではないでしょうか？

チマチョゴリとノリゲは、どちらも韓国の文化と歴史を象徴するアイテムです。

その美しさと独特な魅力は世界中の人々を魅了しています。

この記事ではチマチョゴリとノリゲの特徴、歴史や現代風アレンジなど、韓国の伝統衣装について詳しく紹介します。

チマチョゴリの歴史と特徴

チマチョゴリは韓国の女性が身に着ける伝統的な衣装で、その起源は古代にまで遡ります。

치마저고리（チマチョゴリ）= 치마（スカート）＋ 저고리（上衣）

女性用の韓服をチマチョゴリと呼びます。

一方で、男性用の韓服は바지저거리（パジチョゴリ）と呼ばれています。

바지저거리（パジチョゴリ）= 바지（ズボン）＋ 저거리（上衣）

韓服は色彩豊かで繊細なデザインが施されており、まるで韓国の文化と芸術の精神を象徴しているかのうに美しいですよね。

祝の席での衣装でもあるチマチョゴリは、華やかで派手な色で織られています。

特にチョゴリ（上衣）に明るい色を合わせるのが基本です。

一般的には、シルクや麻などの高品質な素材で作られ、手作業で織り上げられます。

実は初期のチマチョゴリは、現在のものとは異なり、比較的シンプルなデザインでした。

しかし、時間とともに、チマチョゴリは社会的地位や年齢、婚姻状況などを示すための重要な手段となっていきます。

特に、朝鮮王朝時代には、チマチョゴリの色やデザインは厳格な規則に従うようになりました。

現代では、チマチョゴリは祝祭や特別な日に着用されることが多く、その美しさと独特な魅力は韓国の文化と芸術の精神を象徴しています。

また、現代のファッションデザイナーたちは、チマチョゴリを再解釈し、新たなトレンドを生み出しています。

チマチョゴリはもちろん、唐衣（タンイ）や褙子（ペジャ）といった韓服アレンジも注目を集めています。

ノリゲの歴史と特徴

ノリゲ（노리개）は、韓国の伝統的な装飾品で、その起源は古代にまで遡ります。

初期のノリゲは、主に金属製の飾り紐の形をしており、美しさだけでなく、邪気を払うという役割も持っていました。

時間とともに、ノリゲのデザインはより洗練され、その形状や色彩は、作る人の技術や芸術性を反映するようになりました。

特に、朝鮮王朝時代には、ノリゲはチマチョゴリと組み合わせて使用され、その美しさと独特な魅力は韓国の文化と芸術の精神を象徴していました。

現代では、ノリゲは祝祭や特別な日に、チマチョゴリに合わせて使用し、その美しさと独特な魅力は世界中の人々を魅了しています。

「今どき韓服」では、ノリゲの伝統的な美しさはそのままに、華やかでおしゃれにアレンジされていますよ！

ノリゲには、飾り結びのメドゥプ（매듭）を合わせたものも多いです。

韓国ドラマをよく見る方は、宮廷シーンで「かわいい飾り」を目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

メドゥプにはさまざまな結び方がありますが、一般的なのは菊の結び目です。

メドゥプのはじまりは中国の組みひもだと言われていますが、道具を使わないのがメドゥプ独自の作り方です。

中国の組みひもはピンを活用して編んでいく方法が一般的ですから、その製法には韓国の独自の文化が垣間見えますね。